閑話その壱

みなさんはじめまして

各藩の剣道ばかの皆様はじめまして、拙者は全日本剣道ばか選手権中年の部
（こんな大会はない）


ベスト8のponytailと申します、以後よろしくお願い申し上げまする。


まず最初に、このホームページ作成にあたり快く（強制的に）お手伝いしていただ


いたpandaさんに、あつく御礼申し上げたてまつりまする。




しかし困り申した、何を書いたら良いのでござろうか、幼少の頃より読み書きが大の


苦手で、寺子屋時代の作文の時間は､四苦八苦、七転八倒、ひきつけをおこして


おった拙者が、気の利いた文章なぞ書けるはずなどあり申さん。


精神的苦痛で、血圧が上がり、糖尿病が悪化し、痛風の発作が起こらない事を祈る


ばかりでござる。


悩んでばかりでは先に進み申さぬ、まずは拙者が剣の道にはまるきっかけとなった


出来事からお話いたそう、そうそれは十数年前の朝のことでござった。


それまでの拙者はいたって健康、五臓六腑は正常そのもの、暴飲暴食、徹夜麻雀


なんのその、病のやの字もあり申さんだった・・・・が


突然に胃の腑に猛烈なさしこみが襲い、七転八倒、急いで籠をよび近くの医者へ・・


痛み止めの注射をうたれ、血を抜かれ、検査結果は肝の臓の病でござった。


入院すること一ヶ月、退院するときに、お世話になったお医者どのから、「ponytail殿


これすてろーる、中性脂肪、尿酸値が高いですな食事制限と何か運動をなされては」


というお達しがござった。


からだを動かすことが大のにがての拙者は、はたと困ってしまった。


なにをすれば良いのでござろうか・・・？うぉーきんぐ、じょぎんぐ・・・・


そうだ思い出し申した、以前高等学問所時代に剣の道を一度は志した事があったで


はござらぬか。


思い立ったが吉日、さっそく剣道具屋へ防具を見に・・・・・・高〜い。


とても拙者のお小遣いで買える代物ではない、防具一式・稽古着・袴・竹刀まで買い


求めるとなると、かるーく十両を超えてしまうではござらぬか。


しかし何事も格好からはじめねば気がすまない拙者は、意を決して御台所さまへ


ご相談することに致した。






「ちとお願いの儀がござる」　（心臓どっきんどっきん）


「なんですの、お金ならございませんわよ」（先制ぱんち）


「いや、そのふたたび剣の道を志そうとおもっての」


「おはじめになれば」（どうせ長続きしないくせに）


「いやはじめるには防具などが必要で・・・・・」


「おいくらですの」（そーらきた）


「いや、その、まあほんの十両ほど・・・」


「ほんの十両、ほんの十両ですって、なにをおっしゃってるんですかあなたは、あなた

　我が家の台所事情をご存知ですの、それをほんの十両・・・・・気がとおくなるような

　ことを・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・中略・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

　とにかく我が家にそのような大枚の金子はございませんっ」





はぁーやはり思ったとおりでござった、いたしかたない小遣いで買える竹刀だけでも


買うことに致そう、しかし我が家の御台所ときたらけちじゃのう、自分のものは金剛石


やら、鳥肌の立ったようなバッグやら買い集めているくせに、拙者のものはなにひとつ


買ってもらえぬ、山内一豊の妻、とまではいわぬのだがどうにかならんもんかのう


ひょっとしたら剣の道の最高峰、八段になれるかもしれないというのに。


御台所の頭のなかには、子供たちと自分のことしかないのでござろう。


やはりここは一工夫（小細工＆悪巧み）しなければならぬようだの。




ふふふふふふぁっふぁっふぁ〜　　　あ〜あ





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　うまくいけばよいが・・・・・・・・・





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ではまた明晩